ログデータ
ログデータとは、コンピュータや通信機器が一定の処理を実行したこと(または実行できなかったこと)を記録したデータ。
ログデータとは
ログデータは、コンピュータ機器やソフトウェア(オペレーティングシステム(OS:Operating System/基本ソフト)とアプリケーションソフト(応用ソフト))の処理状況(正常、異常)、システム利用者の操作(ログイン、ログアウト、ネットワーク、通信)などが記録されます。
ログの種類
- 操作ログ:ユーザがコンピュータ機器で実行した操作を記録した履歴のログです。ユーザのログイン・ログアウト、ファイルやフォルダに対する読み書き、社内サーバやインターネット上のサーバへの接続、プログラムのインストールや起動など、システム上で実行した内容(いつ、だれが、どのコンピュータ機器で、なにをしたか)はすべてその成功・失敗ともに操作ログとして記録することで、情報漏洩、内部統制に利用できる。
- 認証ログ:パソコンからネットワークにログインした履歴(誰が、いつ、どのパソコンからログインしたか)を記録することで、ログイン回数が多い(例えば10分間に100回)、ログインエラー回数が多いアカウントを要注意することに利用できる。
- イベントログ:システム内で起こった特定の現象や動作の記録で、アプリケーション、セキュリティ、システムから情報、警告、エラーに分類された履歴(発生した日時、発生したコンピュータ、種類)です。
- 通信ログ:パソコンとサーバ間の通信データの履歴(通信開始時間、通信したパソコンとサーバの情報、通信内容、通信終了時間)のログです。
- 通話ログ:電話で発生した通信に関する履歴(電話の着信、発信、不在着信)のログです。
- 印刷ログ:印刷履歴(文書名、ユーザ名、ページ数、プリンタ名、印刷日時、印刷枚数、接続したコンピュータ、インクカラー)のログで、情報漏洩時の調査に利用できる。
- 設定変更ログ:設定変更ログとは、コンピュータやネットワークの設定変更を記録した履歴(端末の動作設定の変更、管理者権限の変更、アプリケーションの動作設定の変更)のログで、不正な設定発覚時に利用できる。
- エラーログ:エラーログとは、コンピュータで発生したエラーの履歴(発生日時、エラーコード、エラーメッセージ、プログラムの処理状況、通信状況)のログで、エラー発生原因の特定に利用できる。
データ整備サービスの詳細
データ整備サービスでは「データ確認」と「データ整備」を繰り返し、データ活用の課題解決をお手伝いいたします。
Step1 データ確認(データ確認レポート):データ項目毎の「最小値、最大値、最小件数、最大件数、最小桁数、最大桁数」をレポートで確認
CSVファイルとテーブル仕様をお預かりし、データ確認レポートを短期間(最短2日)で作成いたします。
テーブル編集仕様の作成をお客様で行うことが難しい場合は、弊社にて作成サポートも行っていますのでご安心ください。
Step2 データ整備:テーブル編集仕様をもとに、新たなデータを作成
いただいたテーブル編集仕様を元に、お預かりしているCSVファイルを整備・加工して、短期間(最短4日)でCSVファイルをお返しいたします。
Step3 データ再確認(データ確認レポート):新たなデータ項目毎の「最小値、最大値、最小件数、最大件数、最小桁数、最大桁数」をレポートで確認
データ整備が終わった後のCSVファイルがテーブル編集仕様に沿ったデータであることを、データ確認レポートによって確認いたします。
もしER図をいただくことができれば、テーブル間整合性レポートの作成も合わせていたします。
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