データ分析
データ分析とは、分析手法やツールを使ってデータを分析して企業活動に活用できる情報にすることです。
データ分析とは?
データ分析は、分野別に「アクセス解析、マーケティング分析、データマイニング、統計解析」があります。
- アクセス解析:Webサイト訪問者の特性や行動を分析し、企業のWebサイトを改善する。
- マーケティング分析:市場および顧客の状況を把握し、企業の戦略を立てる
- データマイニング:BIGデータを統計学や人工知能などを使ってして、知識を見つける。
- 統計解析:BIGデータを収集・探索・分析し、データのパターンや傾向を明らかにする。
データ分析の3つの種類
〇アクセス解析のうち、「通信販売B to C(Business:企業 to Customer:個人(顧客))の場合、1.Webサイトを知る。2.Webサイトを訪問する。3.購入(コンバージョン)」の分析方法を説明します。
1.Webサイトを知る
①アトリビューション分析
購入した行動だけでなく、購入に至るまでの全ての接触メディア・経路の貢献度を測ることで、仮説検証の精度を上げる取り組みで、ラストクリックモデル、起点モデル、均等分配モデル、減衰モデル、接点ベースモデルがある
- ラストクリックモデル:広告(Google、Yahoo)が初期設定で提供している一般的にはもっとも多く採用されているモデルで、購入直前の広告を最重要視する
- ファーストクリックモデル:ラストクリックモデルの反対で、最初の広告を最重要視する
- 均等配分モデル:購入至るまでに、接点を持った広告全てを均等に評価する
- 減衰モデル:接点を持った広告全てを評価するが、購入直前の広告を最大に評価しとし、最初の広告が最小となるように評価する
- 接点ベールモデル:最初と購入直前の広告を評価(例えば40%づつ)し、残りを途中の広告で均等に(例えば20%)割り振る
②キーワード分析
ページ内のキーワード出現率、キーワードで最初に行ったページを分析する
- good keyword:GoogleやBingなどの検索エンジンでどのようなキーワードが検索されているかを調べる
- Googleキーワード プランナー:Google独自のデータに基いて、新しいキーワードや検索ボリュームだけではなく、過去の傾向データなどを提供します。さらに入力した単語やフレーズに関連するキーワードも取得し、キーワードに対する競合性なども知ることができる
2.Webサイトを訪問する
①経路分析・ページ遷移分析
顧客が、どこから(広告、キーワード、サイト)、いつ訪問して (アクセス日時) 、どのページを、どの経路で、どのくらい見たか (滞在時間) を時系列で表示
②ヒートマップ分析
マウスの動き(人間の目と相関関係がある)を追跡し、そのマウスのログからヒートマップ(強弱を色で視覚化)で表示することで、ページのどこをを見ていて、どこを見ていないかが判る
③タップ・クリック分析
クリック・タップ数を実数値で表示し、どのボタンや画像がクリックされたのかを表示する
④スクロール分析
ページのスクロール(どこまで読んで、どこで他のページへ行ったか)を表示する
3.購入(コンバージョン)
サイトにきた顧客の中で購入に至った割合のことをコンバージョン率(CV率:成約率)と言う
データ整備サービスの詳細
データ整備サービスでは「データ確認」と「データ整備」を繰り返し、データ活用の課題解決をお手伝いいたします。
Step1 データ確認(データ確認レポート):データ項目毎の「最小値、最大値、最小件数、最大件数、最小桁数、最大桁数」をレポートで確認
CSVファイルとテーブル仕様をお預かりし、データ確認レポートを短期間(最短2日)で作成いたします。
テーブル編集仕様の作成をお客様で行うことが難しい場合は、弊社にて作成サポートも行っていますのでご安心ください。
Step2 データ整備:テーブル編集仕様をもとに、新たなデータを作成
いただいたテーブル編集仕様を元に、お預かりしているCSVファイルを整備・加工して、短期間(最短4日)でCSVファイルをお返しいたします。
Step3 データ再確認(データ確認レポート):新たなデータ項目毎の「最小値、最大値、最小件数、最大件数、最小桁数、最大桁数」をレポートで確認
データ整備が終わった後のCSVファイルがテーブル編集仕様に沿ったデータであることを、データ確認レポートによって確認いたします。
もしER図をいただくことができれば、テーブル間整合性レポートの作成も合わせていたします。