マスタ統合

マスタ統合

マスタ統合とは、企業活動をしていく上で、お客様や業務システム利用者に価値ある情報を素早く、正確に提供できるようにマスタを一元化すること。

マスタ統合とは

マスタ統合とは

マスタ統合とは、システム部門が管理している業務システム毎には、マスタ作成(データ品質を下げないように、正規化、蓄積したデータ)されているが、企業内の業務システム(会計業務、人事業務、生産業務、物流業務、販売業務)で、統合すべきマスタを選択して一元化することを、マスタ統合といいます。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進においては、システム部門が管理していない、業務システムのマスタ、EUC(End User Computing)Microsoft Office製品(Word、Excel、Access)のデータ、IoTデータ、オープンデータを含めて、お客様や業務システム利用者に価値ある情報を素早く、正確に提供できるよう一元化することです。

マスタ作成の内容

マスタ作成の内容

項目の標準化(コードの採番規則、名称の命名規則)、データ型式(整数型、文字型、日付型、日付時刻型、浮動小数点型、桁数)、レコードの標準化(項目数、キー項目)、レコード登録規則(新規、追加、削除)

関連記事:マスタ作成に関する記事はこちら

マスタ統合の目的

マスタ統合の目的

  • 経営(トップダウン):企業のデータ活用目的と方針、ビジネス統合にともなう、システム統合目的と方針
  • 業務(ボトムアップ):部門(総務部門、人事部門、企画部門、システム部門、営業部門、技術部門、製造部門、業務部門)を越えた情報取得
  • システム部門(システム運用):システム再構築、マスタ統合とマスタ維持管理
    それぞれが、それぞれの視線で統合すべきマスタを選択して、統合に必要な項目を選択し、コードを採番してマスタ統合する

マスタデータ管理(MDM:Master Data Management)

マスタデータ管理

マスタ統合が一度実施すれば終わりではなく、業務システムの再構築(構造化データ追加、変更、削除)や、SaaS(Software as a Service)利用、非構造化データ(画像、挿画、書類、IoT機器)、ビッグデータと増える為、マスタ統合後もマスタ維持管理することをマスターデータ管理といい、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進のカギを握ります。

関連記事:マスターデータ管理に関する記事はこちら

データ整備サービスの詳細

データ整備、レポート

データ整備サービスでは「データ確認」と「データ整備」を繰り返し、データ活用の課題解決をお手伝いいたします。

Step1 データ確認(データ確認レポート):データ項目毎の「最小値、最大値、最小件数、最大件数、最小桁数、最大桁数」をレポートで確認

CSVファイルとテーブル仕様をお預かりし、データ確認レポートを短期間(最短2日)で作成いたします。
テーブル編集仕様の作成をお客様で行うことが難しい場合は、弊社にて作成サポートも行っていますのでご安心ください。

Step2 データ整備:テーブル編集仕様をもとに、新たなデータを作成

いただいたテーブル編集仕様を元に、お預かりしているCSVファイルを整備・加工して、短期間(最短4日)でCSVファイルをお返しいたします。

Step3 データ再確認(データ確認レポート):新たなデータ項目毎の「最小値、最大値、最小件数、最大件数、最小桁数、最大桁数」をレポートで確認

データ整備が終わった後のCSVファイルがテーブル編集仕様に沿ったデータであることを、データ確認レポートによって確認いたします。
もしER図をいただくことができれば、テーブル間整合性レポートの作成も合わせていたします。

概算見積スタート

コンテンツ

前の記事

バッチ処理
コンテンツ

次の記事

マスタ作成