EUC

EUCとは

EUC(End User Computing)とは、システム部門以外の人が、ICT(Information and Communication Technology)機器(主にパソコン)を利用して、業務に役立てることを指します。

近年、EUCの必要性が増してきているため、耳にした方もいるのではないでしょうか。

本記事では、EUCの定義や必要とされる背景に加えて、EUCを行うメリットや行う際の注意点をご紹介していきます。ぜひ参考にして下さい。

EUCとは

EUCは、システム部門以外(総務部門、人事部門、企画部門、営業部門、技術部門、製造部門、業務部門)の人が、部門及び個別に必要な業務処理(データ入力、処理、加工)をMicrosoft Office(Word、Excel、Access)やRPA(Robotic Process Automation)を使って簡単な業務アプリケーションを作成し利用することを指します。

EUCの必要性が増している背景

システム部門が管理している業務システム(会計業務、人事業務、生産業務、販売業務)は、利用するエンドユーザ(部門および担当者)からのバッグログ(開発要求がありながら、未着手、未達成)を抱えながらシステム運用することで手一杯の為、企業内の新たなシステム要求への対応はなかなか難しい背景があります。

パソコンの性能が飛躍的に向上し(ムーアの法則:半導体の集積率は18ヶ月で2倍になる)Excelを操作できる知識があれば、簡単な業務アプリケーションは、作成できるうえに、既存の業務システムと同等以上の処理能力があります。

エンドユーザは独自にバックログを含め、システム構築の基礎「何がやりたい:要件定義(インプット、アウトプット)、設計(入出力設計、データまたはDB設計、処理設計、機能設計、他システム連携設計、セキュリティ)」は深く考えず、良い意味でのアジャイル開発で簡単な業務アプリケーションが次々にできてしまいます。

EUCのメリット

EUCのメリットは大きく3つあります。

1つ目は、自部門で作成する為、利用者にとってわかりやすい小規模な簡単な業務アプリをシステム部門より短期間で、ある意味柔軟性のあるシステムが作成できることです。

柔軟性の高いアプリを作成することで、システムを効果的に活用できます。

2つ目は、部門にあるデータ(デジタルデータ+手書きのデータ含め)と業務システムの情報を必要な時に必要な形にでき、業務改善につながることです。

データを必要に応じた形にできるので、データ体系やデータ構造がわかりやすくなり、情報システムの「見える化」を行えます。

3つ目は、ユーザ部門のシステム知識や能力が上がる(最新の技術情報及び知識は、システム部門より高くなる)ことです。

EUCでは、実際に知識を使いながらカスタマイズしていくため、システムに関する知識や能力を付けれます。

このように、EUCを使うことで、業務改善だけではなく、システムの知識や能力も向上できます。

EUCの注意点

  • 整合性(他の作業者との連携、グループ内での連携、業務アプリとの連携)がとれない。
  • データの不整合、正確性、セキュリティの考慮に欠ける。
  • 属人化されたそこそこ大きなシステムになりがち(設計ドキュメントがない為、修正が困難)。
  • 開発当初は、部門内の単純な作業及びデータを処理し活用しているが、データを保存・蓄積していくと、最新の情報を処理し、業務上欠かせないシステムになり、本来の業務システム(システム部が管理している)との整合性がとれなくなり、最悪の場合業務システムをニ重管理することになる。
  • エンドユーザが過度に見た目にこだわってしまうことがあるため、目的と手段が混在してしまう可能性がある。

 

EUCに役立つツール「データ整備サービス」

ここでは、日本ソフト開発株式会社が提供する「データ整備サービス」の概要について解説していきます。

データ整備サービスの3つの特徴

データ整備サービスには、3つの大きな特徴があります。

①定額料金
データ整備サービスでは、データ件数に関わらず一定の料金でサービスをご利用いただけます。
②最短2日
データ整備サービスはスピード感を大切にしており、短期間(最短2日)でデータ内容確認・データ整備を実施いたします。
③分かりやすく
データ内容の確認とデータ整備を繰り返し行うことで、データを分かりやすい情報にまとめます。

データ整備サービスの詳細

データ整備サービスでは「データ確認」と「データ整備」を繰り返し、データ活用の課題解決をお手伝いいたします。

データ整備のStep1 データ確認

CSVファイルとテーブル編集仕様をお預かりし、データ確認レポートを短期間(最短2日)で作成いたします。

テーブル編集仕様の作成をお客様で行うことが難しい場合は、弊社にて作成サポートも行っていますのでご安心ください。

データ整備のStep2 データ整備

いただいたテーブル編集仕様を元に、お預かりしているCSVファイルを整備・加工して、短期間(最短4日)でCSVファイルをお返しいたします。

データ整備のStep3 データ再確認

データ整備が終わった後のCSVファイルがテーブル編集仕様に沿ったデータであることを、データ確認レポートによって確認いたします。

もしER図をいただくことができれば、テーブル間整合性レポートの作成も合わせていたします。

データ整備サービスで企業のお悩み解決

データ整備サービスをご利用になることで、企業が持つ以下のようなお悩みを解決することができます。

デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のお悩み  

「デジタルトランスフォーメーションを進めるために今あるデータの内容を確認しているが、データ量、データ数が多くて、手に負えない」

AI関連のお悩み

「AI用の機械学習(学習データ、適用データ、テストデータ)データ整備を複数人で作成しているが、品質にばらつきがあり、AIで思うような結果が得られない」

データ移行時のお悩み

「ERPシステムをクラウドサービスに移行したいが、データ移行費が高い」

「汎用機からオープン系へのマイグレーションに伴うデータ移行の工数を削減したい」

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